The Goodman Mais Education Program, Brazil
ブラジルの若者にメンタリングと雇用の機会を提供する教育プログラム
ブラジルは、深刻な社会的不平等に起因する多くの問題に直面しています。特に若者への影響は深刻で、家計を支えるため、全人口の約3分の1のブラジル人が高校を卒業していません。グッドマン財団は生活の質を大きく左右する可能性のある若者の教育問題に焦点を当て、慈善活動を行っています。
教育分野の専門家と連携し、財団はGoodman Mais (‘More’) Education Programを立ち上げ、サンパウロで社会的に不利な立場にある若者に教育と雇用の機会を提供するプログラムを進めています。
このユニークな支援プログラムでは、研修プロバイダーのSenac社が環境マネジメントに関する授業を行い、参加者に有益な技術資格を取得する機会を提供しています。さらにグッドマンの社員、カスタマー、取引先がソフトスキルの開発、メンタリング、キャリアプランのサポートなどを行い、ブラジルの厳しい雇用情勢のなかでも魅力的な給与の仕事を得ることができるよう、参加者を支援しています。
この教育プログラムでは、予期せぬ問題が発生したときにも柔軟な対応が可能です。たとえば、初年度の参加者にはノートパソコンを持っていない学生がかなりいたので、必要な参加者にパソコンを配布しました。また、スクールまでの往復のバス代を負担できない参加者もいたので、毎月のバス通学費用をプログラムで賄うよう調整しました。
Goodman Mais Education Programは進化を続けながら、毎年新たな参加者に教育の機会を提供しています。